臨床実習最強攻略法

【臨床実習攻略法】理学療法士(SV-RPT)が評価する3ポイント

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理学療法士や作業療法士の臨床実習は辛く厳しいという声を世間でよく聞きます。

実習生にとって病院での臨床実習はまさに”鬼門”。

確実に通過しなければ国家資格取得どころか進級そして卒業すら危うくなってしまいます。

そこで、今回は実習先のRPTのスーパーバイザー(SV)が実習生(PTS)を担当した時に、臨床実習指導でどこに重点を置き、チェックしているのかについて教えちゃいます!

あなたが臨床実習を攻略するきっかけになれば嬉しいです^^

題して臨床実習攻略法です!

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実習先の病院はどうやって決まるの?

実習生を受け入れしている病院や施設は限られていて、全ての病院や施設で受けれるわけではありません。実習先の確保は結構シビアで、学校の先生たちも実習先の確保に躍起になっている実情があります。多くは、提携先の大学病院や施設、次いで卒業生が在籍している施設や病院、知人の病院や施設になることが多いです。

そのため、通っている学校によって実習先もバラバラになることが多く、地域も限られることが多いです。

 

私の臨床実習指導経歴

私が勤めていた病院は年間で実習生を30名以上受け入れしていました。

全国規模で学生が集まり、北は青森、南は沖縄まで実に様々な出身先の学生が年中いて賑やかな病院でした。

臨床経験が3年以上になると学生を任される機会が増え、サブバイザーやメインバイザーなど、2年間で5名の学生を担当しました。

初めて担当する学生には申し訳なかったのですが、色々とこちらも指導の仕方について学ばせてもらって感謝しています。それ以降は実習生を受け入れしていない施設での勤務となってしまったため、学生さんを指導する機会は全くなくなってしまったのですが、私の拙い経験と周りのスーパーバイザーの先生がどういった視点で学生を観て評価しているのかについて書いていこうと思います。

 

実習指導者が求める学生像

素直な学生

行動できる学生

最低限度のマナーをわきまえている学生

 

例外はありますが、多くのSVの先生が最も観ているポイントは実はこの2つだけです。

「解剖学が分からない」「疾患別のリハビリ方法が分からない」「評価の仕方が分からない」という不安をお持ちじゃありませんか??

勘違いしている学生が非常に多いのですが、臨床実習を担当している理学療法士の先生は「知識や技術量はそこまで求めていない」のです。

「学生はできなくて当然」と理解しているので、変にできる人を演じたり、背伸びした姿を見せようとすると後々痛い目にあいます。笑

「分からないことは分からない。でも、その”分からない”を先延ばしにしない学生が理想的」です。

できないことを素直に認めて、できなかったことをできるように努力することができる学生といえばわかりやすいかもしれませんね♪

 

あと、もう一つだけ実は重要なのがマナーです。

驚いてしまうかもしれませんが、挨拶ができない学生もごく一部います。受け入れ先の病院の院長先生や各種コメディカル部門への挨拶などは初日に担当の先生と回ることが多いのですが、翌日以降の能動的な挨拶がまったくないといった具合です。

治療やリハビリの見学をさせてもらう時にも患者さんに一言も言わずにジーーッと後ろで見ていたり、患者さんからすると「え、なにあの人。後ろでめっちゃ見てくるんだけど。」という具合になってしまったり患者さんから「あの人連れてこないで」と言われてしまうことも。。。

初めの1週間ぐらいは担当の先生が仕切ってくれますが、いつまでも受け身でいると損をします。

この辺りは詳しく書いていくととてつもない分量になってしまいそうなので割愛しますが、重要なことは「相手の立場を理解した立ち振る舞い」が重要だということです。

「声かけてもいいのかな?」と気づいてはいるけど、行動できない学生さんは損しているので積極的に分からないことは聞く方が良いですね♪

ハキハキと笑顔で聞かれて嫌な人はいないですから、聞かぬは損ですよ!

 

こんな学生は要注意!

反論する

言い訳をする

視野が狭い

ここからは前述した内容と重複するのですが、臨床実習で失敗したり、嫌な実習になってしまう学生の例をもっと具体的に述べていきます。

まず、指導や指摘した内容が繰り返されたり、改善されない場合は当然ですがアウトです。

これから実際に臨床で活躍する理学療法士に必要な資質やスキルを現場で実際に教えているのに、改善されなかったらそもそもPTとしては難しいかもしれないと判断されてしまいます。

考え方や指導方針は個人差がありますが、指摘や助言はよく聞き改善するように努めましょう。そこが素直さにあたる部分です。

 

「反論する」

評価実習や臨床実習で統合と解釈などでバイザーと意見が食い違うこともあります。読んだ文献や参考書によってもアプローチや原因の内容は異なることも多いので仕方がないことですが、それが全てだと思い込むことが危険です。

バイザーの先生もそれなりの知識と経験から最も有効とされる解釈をしているはずなので、それを真っ向から否定しないということです。「ここにはこう書いてありましたし、それは間違っている!」自分の出した答えに自信を持つことは重要です。しかし、否定された場合の対応の方がもっと重要です。

正解が一つではないということを理解していると良いかもしれません。「なるほど!そのような考え方もあるのか!」とい言われたことを一旦は自分の中に取り込む姿勢が重要です。

そこ、見られてますよ。

 

「言い訳をする」

臨床実習先によっては自宅に帰るのが遅く、睡眠不足の毎日を余儀なくされる場所もあります。

私が学生の時には日が変わってから帰宅する実習先もありました。連日寝不足で立って見学していたら眠っていまい床に崩れ落ちたこともあります。笑

そんな辛い臨床実習でも、課題が山ほど出されることもしばしば。毎日の実習ノートやTODOリストをつけさせられる先生、質問を10個考えてきなさいというだけの先生、ケースレポートを毎日書いてきなさいという先生など課題の出し方にも個人差があります。

そんな中で、どうしてもできなかったり、期限に間に合わないこともあるでしょう。

調べ物に時間を費やしすぎて、書面や文面としてテキスト化できていないこともあるでしょう。

 

「できなかったのはなぜ?」と聞かれた時に誰もが真っ先に考えるのは言い訳です。

「最近寝不足で寝てしまいました。調べたけど見つかりませんでした。どこにも書いてありませんでした。」

この答えってどう思いますか?正直なのは正直なのですが、もっと自分がやったことを表出しないと本当にイメージダウンです。

 

「〇〇ついて調べたのですが、◇◇であるということは書いてありましたが、〇〇についての記述は見つけることができませんでした。△△などを参考にしたのですが、調べ方がダメだったのでしょうか?」

「調べるのに時間をかけすぎてしまって、ノートを書くことができませんでした。すみません。〇〇については△△ということが書いてあって、◇◇だということがわかりました!」

 

できなかったのは事実として認め、でもここまではできた!という努力が伝わりますよね。

言い訳がましいから何も言わないでおこう。と思うより、しっかり自分がどこまでできたのかを答えた方が指導者もアナタという人の力量を把握しやすいです。

自己ピーアール力があると誤解を招かずに済みますよ♪

 

「視野が狭い」

これは私が一番見ているポイントです。

知識や技術云々ではなく、人に対する接遇や気配りなど周囲の人へも目を向ける力です。

見学中、集中しすぎて隣を歩いている人に気づかなかった。

担当以外の患者様が困っていたのに見て見ぬ振りをした。

自由見学時間にぼーっと立っているだけで何もしない。

など、

臨床実習がメインであるので、他の人への気配りや手伝いは義務ではないですよ。

それでも、プレ社会人であることは間違いないわけで、1年後とかには社会人1年目として組織に属する人間になるわけです。

お互いに助け合ったり、声がけするのは当然ですし、何よりも連携が大事な職種である以上そのあたりの姿勢は特に重要視していました。

いくら知識が豊富でレポートを完璧にこなす学生でも、人への接遇や接し方に問題がある学生は好ましくありません。臨床向きではないなと思われても仕方がありません。

「そんなところまで求めるの??」と思うかもしれませんが、今まで行ってきたのは人間性の部分であってとても初歩的なことです。

理学療法士としての知識や技術の水準レベルの話ではなくて、その人自身が本来兼ね備えている人間性について観られているということです。

 

実は簡単!臨床実習攻略に抑えておきたい7つのポイント

・関わる人全てに笑顔で挨拶しよう!

・疑問や悩みは全て打ち明けよう!

・とにかく聞く!しつこいくらいに聞きまくれ!

・指摘や助言は素直に聞き入れて消化しよう!

・共に乗り切る仲間を持とう!

・バイザーとは積極的に会話をしよう!

・気配り上手になろう!

 

さてさて、

まとめですが私が実習を乗り切った時の経験や、指導していて感じたポイントをまとめてみました。

とにかく重要なのは消化不良を起こさないことです。

疑問を溜め込まない、分からないことは素直に聞く、バイザーに言えないことはその上の責任者や学校の先生に相談するなど、とにかく一人で溜め込まないことです。共に乗り切る仲間を見つけることも重要ですね。

人間関係の構築は職業柄必要なスキルですし信頼関係にも関わってきます。挨拶に始まり、その後のコミュニケーションで関係性は深まっていくのでそこはとても大切なポイントですよ。

中には、理不尽なPTがいます。それもトーーッても理不尽な先生です。明らかにおかしい先生です。笑

そんなバイザーが担当になってしまったら、すぐに責任者や主任、学校の先生に相談しましょう!

不甲斐ないスーパーバイザーのせいで優秀な学生の芽が摘まれてしまうことも極極稀ですがありえます。

自分一人で解決しようとせずに、他社も巻き込んでいくと実習は簡単に乗り越えることができますよ♪

最も大事なのは初日です!笑顔でハキハキ受け答えできればその後の臨床実習のイメージもぐっと良くなります^^

 

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