理学療法士の仕事内容

理学療法士と理科(生物/物理/科学)-仕事に専門性を活かす-

投稿日:2016年2月4日 更新日:

理学療法士や作業療法士が文系なのか理系なのかと聞かれたら理系の要素の方がはるかに強く、文系要素は論文や文献の執筆や研究や講演会での発表のレジュメや資料などでしょう。リハビリテーションの専門職としての仕事の内容は身体構造や機能面を熟知しなければ仕事にならないので理系要素が非常に強い職業だと言えます。

多くの高校では社会科(日本史・世界史・地理・公民など)と理科(生物・化学・物理・地学)での選択を求められます。

理科系の科目の中では「生物」「化学」「物理」が最も関連性があり、それぞれの専門性を活かした仕事をすることができます。

今回は、その専門科目を活かす仕事の内容について簡単にご紹介していきます。

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生物学が中心

理学療法士という仕事は「ヒトのカラダ」の仕組みや機能を熟知しているプロです。

人間の骨格をベースにそれに付随する関節・筋肉・靭帯・軟部組織・臓器・神経などヒトを構成する要素の全てを知っています。

骨や神経・筋肉の名前などもすべて知っています。まさにカラダのプロです。

この構造名や器官名は解剖学的要素がとても強いです。それぞれの機能などになると機能解剖学など細分化されたジャンルがその先に存在します。

生物は人や動物の器官や機能などについて学ぶため、生物学の延長線上にある専門分野の勉強が主になります。

生物学がベースとなっており、これは必須と言えますね。

「細胞」「DNA」「行動」「ヒトの器官」など高校でならう勉強の中でも、ヒトの構造に特化して勉強していくことになります。

もちろん、理学療法士として働いていると、病気そのものの原因や成り立ちや、人の構成要素に関するよりミクロの分野に興味を持つこともありますので、「細胞」や「遺伝」などの分野に進む理学療法士もいます。

 

物理学

身体機能やメカニズムなどについてより詳しく知りたい人や研究をしたい人は必須の学問です。

バイオメカニクス系の研究となると物理の公式や考え方は知っておいたほうが良いでしょう。

私は物理を選択していなかったのですが、3次元動作解析システムなどを使った動作解析の研究に興味を持った時に初めて「物理」の本を手に取りました。眠くなりました。笑

角度や速度の違いによって身体負荷は変わるのは当然ですし、どういった動きが効率が良いのか、あるいは人間の正常な動きと筋肉の作用などロボット工学などをイメージすると分かりやすいかと思います。医療と物理は非常に関係性が濃くて物理学の専門家たちの研究により私たち理学療法士の学術や見解の発展に寄与していると言っても過言でもありません。

物理なんか、、、と思っていた私も興味を持つことで自ら本を手に取ってしまったり勉強してしまいました。

やはり人間は何でも興味が大切ですね♪

 

化学

主に薬の成分や身体組織の要素などがイメージしやすいかと思います。

人の臓器や細胞を構成する要素であり、原子や分子レベルでの分野です。

ホルモンや各臓器から出る分泌液(胃酸や胆汁など)については生物学でも学びますが、そもそもその成分の成り立ちや人体への作用などについて知りたくなると興味が出ます。

患者さんが行っている薬物療法や服薬している薬から私は興味を持ちましたが、深入りはしませんでした。笑

 

臨床か研究か

私は研究している方に感謝しつつ日々の臨床に励んでいる、臨床至上主義者なので最新の知見や技術などについては情報を受ける側です。先に述べた専門集団はより有益で有用な情報を発信し、私たちは現場レベルに落とし込み体系化するのが仕事です。

治療家の間で用いられる「エビデンス」という言葉はまさにそれです。

研究で効果が認められている治療法を私たちが現場で患者様に説明し施術を行うのが一般的です。

その中で生まれた疑問や「これはどーなの?」ということが生まれた時に私は「研究」の道が頭によぎりました。まだ明らかになっていないなら自分で解明したいなーと。

研究か臨床か非常に迷うところですが、私は患者様の生活そのものの一部に慣れている今が最高にハッピーなので研究の道に進むことはありませんが、自己研鑽や学会へ参加してより効果的なリハビリを提供できるセラピストで居られるよに努力しています。

自分がお世話になりたいPTになる!

これが永遠の目標ですね。

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