理学療法士の仕事内容

理学療法士の具体的な仕事内容とは?リハビリ以外に何するの?

投稿日:2015年9月9日 更新日:

理学療法士の仕事内容は理学療法を行うことに他ならないのですが、それだけでは分かりにくいと思うので詳しく解説したいと思います。

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理学療法士の仕事内容は以下の2つに大分することができます。

  • 臨床業務
  • 臨床外業務

理学療法士の主な仕事はリハビリテーションの中の理学療法なので、メインは治療=臨床業務となります。

目の前の患者様の身体的機能を良くすることにつきます。

しかし、実際のところは治療だけ行っていれば良いのかというそうではありません。

患者様の治療以外にも書類作成業務などの事務作業ももちろんあります。

診療時間や営業時間内は時間が許す限りリハビリテーション業務を行い、空き時間や臨床業務の前後の時間を活用して書類や資料作成などを行うのが一般的かと思われます。

臨床業務は多岐に渡るため別途詳しく記事にしていますのでそちらを参照ください。

今回はなかなか目にすることができない臨床業務外の仕事について詳しくイメージしてみましょう。

計画書・報告書作成業務

この業務は不可避です。

理学療法士になれば必ずこの業務を行います。

計画書とはリハビリの計画書に該当します。

主にリハビリの必要性や目的・目標、理学療法の内容などが記載された書類を患者様一人一人に合わせて作成します。

リハビリは一方通行で行うものではなく、なぜそのリハビリが必要なのかを患者様にも理解していただき、一緒に共同して行っていくことが重要です。

インフォームドコンセントという言葉を一度は聞いたことがありますでしょうか?

医療行為は患者様が納得のうえで行うものです。

計画書とはいわばその証明書のようなものですね。

毎月月初めに「今月のリハビリ計画書の説明を行い同意の意味での署名を頂く」ことになります。

また、この計画書は患者様だけではなく、理学療法の指示を出していただいた医師や介護保険の場合は担当のケアマネージャー様宛にも「今月はこのような内容で行います」という意味で書類を作成したりもします。

以上が簡単な計画書の説明です。

 

次に報告書ですが、報告書はその名の通り報告を行うための書類です。

計画書を踏まえてどういった内容でリハビリを行ったのか、また、患者様の状態はどうだったのかなどを計画書同様に作成します。

計画書との違いは患者様分は作成しません。

主に患者様の状態を知りたい医師やケアマネージャー様へ向けて作成します。

 

以上の計画書・報告書作成業務は月末業務として当月の報告書及び翌月の計画書をセットで作成する職場が多いという印象ですね。

書式や文面は職場により異なり、フォーマットやルールの有無は勤務地に委ねられます。

※※患者様への報告は義務ではありませんが、求める患者様に対してはフィードバックできる書類を個別に作成したりすることもあります。

患者様・ご家族様向け配布資料の作成

理学療法をより効率的に行うためにも患者様には分かりやすい説明をすべきです。

理解力や学習能力が乏しい患者様には「見れば分かる」資料などを個別に作成して配布することも重要です。

イメージしやすいのはトレーニング資料や日常生活での注意点などが書かれた資料などですかね。

こういった資料を作成することもありますし、病院などではあらかじめ配布用の資料が準備されていることもあります。

必要あれば随時作成していくという流れですね。

こういったお役立ちツールの作成も大事な仕事の一つです。

連携業務

これも不可避です。

当然といえば当然なのですが、患者様1人に対して介入する医師・看護師・作業療法士・言語聴覚士・ケアマネージャー・ソーシャルワーカーなどは常に患者様の状態を知りたいものです。

状態変化などがあればすぐにでも連絡を行うのは当然ですよね。

自分一人で診ているわけではないので、連携業務は臨床時間外で行うことの方が多いです。

その場で連絡できる場合は臨床中に行いますが、臨床後に一報を入れたり医師に掛け合ったりするといった流れが一般的ですね。

連携なくして十分なサービスを提供することは不可能だと私は感じています。

事実、この連携業務を怠ってしまったばっかりに、後々トラブルやクレームに至ったり場合によっては訴訟問題にまで発展することもありますので、我が身を守るためにも絶対に必要な仕事の一つです。

請求関連業務

これは病院では受付が担当していますので、ほぼ経験することはありませんが、訪問関連の職場では珍しくありません。

病院でいう受付さんが実際に一件一件の自宅に伺う訳にはいかないので、訪問する理学療法士に請求書や領収書を渡して頂いたり、現金回収などを行うこともあります。

口座引き落としのためのCSS書の記入を頂いたり、保険証や医療圏の確認作業なども変わって行わなければいけない場合もあります。

訪問看護ステーションで経験することが主ですが、職場によっては専門の営業さんがいて代わりに契約書や請求関連業務を行ってくれることもあります。

訪問看護ステーションの勤務の場合は病院勤務よりも事務作業がやや多くなる傾向がありますね。

こちらは病院の受付さんの仕事内容を思い浮かべていただくとよりイメージが湧くはずです。

研究・学会発表

大学で勤務する理学療法士は当然ですが、それ以外の普段は臨床業務を行っている理学療法士が研究活動を行う場合は臨床業務外で作業を進めていくことになります。

あくまで希望者のみで、研究活動から論文作成・学会での発表などを行いたい場合ですね。

研究活動を奨励している病院や施設もあるため、研究活動も興味のある方は臨床業務の一環として研究活動を行うことができる職場もあります。

 

余談ですが、私の場合は徹夜で臨床業務を行ったことがあります。笑

(学会に提出する期限付近での話ですので常にではありませんよ)

トレーナー活動

整形外科やスポーツドクターが在籍している病院に勤務すると経験できます。

理学療法士の知識をフル活用してスポーツトレーナーとして仕事を行います。

勤務地により臨床業務の一環として認めてくれる所と、完全に業務街活動としてボランティアで行う職場があります。

私も国体トレーナーやスポーツ団体のトレーナーとして臨床業務以外で活動した経験があります。

ナショナルチームのトレーナーとしても活動することも可能です。

 

今回ご紹介した内容は人によっては「これは臨床業務の1つだろう」と感じると思います。

線引きが難しいのですが今回は"「一般的なリハビリの先生」ではない一面"として紹介させていただきました。

その他の疑問はQ&Aでお答えしていこうとおもいますので楽しみにしていてくださいね!

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