リハビリテーションの基礎知識

【語源】リハビリテーションの言葉の由来について

投稿日:2016年11月1日 更新日:

リハビリテーション(rehabilitation)の言葉の由来は多様であるが、語源を調べてみると6世紀前の15世紀にもリハビリテーションという言葉が使われていることがわかる。

現在のリハビリテーションという定義にたどり着くまでには過去の人権問題や戦争などを経ているわけだがこの頁では語源について主に解説する。

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リハビリテーションの意味

リハビリテーションという言葉は実に様々な意味で使われる言葉である。その理由は言葉の起源に関係あるのだが主な意味は以下のように用いられる。

良好な健康や仕事ができるような状態を取り戻すこと

破産した事業などが良い運営管理状態を取り戻すこと

ある人の評判や信望を回復すること

公式の資格・身分・地位・権利・基本的人権などを回復すること

 

ラテン語としてのリハビリテーションの語源

rehabilitare:適合させる

過去分詞)rehabilitatus:適する、身に付ける、身支度をする

rehabilitareは「re(再び)」+「habilitas(能力)」であり、古くは「habilis(手先の器用な)」という意味でも使われていた。中世のフランスやイングランドでは「able(できる)」の意味でもhabilisは使われていた。

 

英語としてのリハビリテーションの語源

英語の「habilitate」は「to clothe or dress(衣類を身につける)」という意味である。

イングランドでは戒律を犯して教派の服装を身に付けることを禁止された者が再び同じ服装をしても良いという意味で用いられていた。

 

歴史的な言葉の由来

15世紀の百年戦争でフランスを救いイングランド軍に処刑されたジャンヌダルクが、のちの復権訴訟により名誉を回復し聖女として列聖された際にもリハビリテーションという言葉が用いられていた。詳しい内容は以下。

ジャンヌ・ダルク

ジャンヌは現在のフランス東部に、農夫の娘として生まれた。神の啓示を受けたとしてフランス軍に従軍し、イングランドとの百年戦争で重要な戦いに参戦して勝利を収め、後のフランス王シャルル7世の戴冠に貢献した。その後ジャンヌはブルゴーニュ公国軍の捕虜となり、身代金と引き換えにイングランドへ引き渡された。イングランドと通じていたボーヴェ司教ピエール・コーションによって「不服従と異端」の疑いで異端審問にかけられ、最終的に異端の判決を受けたジャンヌは、19歳で火刑に処せられてその生涯を閉じた。

ジャンヌが死去して25年後に、ローマ教皇カリストゥス3世の命でジャンヌの復権裁判が行われ、その結果ジャンヌの無実と殉教が宣言された。その後ジャンヌは、1909年に列福、1920年には列聖され、フランスの守護聖人の一人となっている。

ジャンヌは、王太子シャルル7世を助けてイングランドに占領されていたフランス領を奪還せよという神の「声」を聞いたとされている。これを信じたシャルル7世は、イングランド軍に包囲されて陥落寸前だったオルレアンへとジャンヌを派遣し、オルレアン解放の任に当たらせた。オルレアンでは古参指揮官たちから冷ややかな態度で迎えられたが、わずか九日間で兵士の士気を高めることに成功したジャンヌは徐々にその名声を高めていった。そしてジャンヌは続く重要ないくつかの戦いの勝利にも貢献し、劣勢を挽回したシャルル7世はランスでフランス王位に就くことができた。

(wikipediaより引用)

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